教育・研究

FD・SD活動

本学のFD・SD活動の概要

本学の教育理念の実現に向け、ファカルティ・ディベロップメント(以下「FD」という。)及びスタッフ・ディベロップメント(以下「SD」という。)を積極的に推進する組織として、平成24年5月、新たに「FD・SD活動推進委員会」が設置されました。FD・SD活動推進委員会は、学長室直轄の組織として、これまで本学の教育開発機構(平成19年~平成24年)が積み重ねてきたFD活動の実績を踏まえて、それらをさらに発展させるための活動を推進して行きます。

FD・SD活動推進委員会では、本学の“教育力”の向上を目指して、以下の取り組みを組織的、かつ効果的に実施していきます。
①授業見学・公開の取り組みの継続
②新任研修のみならず、全教職員を対象とする研修プログラムを実施
③「授業改善のためのアンケート」の結果の活用

本学のFD・SD活動の取り組み

授業見学・公開

授業見学・公開は、教員一人一人が授業改善意識をもって、より良い授業を行い、大学として学生の学士力を保証するための組織的取り組みであります。

春期と秋期の授業期間はいつでも授業見学を希望することが可能になっています。見学者は見学後にレポートを提出し、授業を公開した教員はそれにフィードバックを行います。また、「おすすめ科目」などを提示する「授業見学・公開推奨ウィーク」を各期2週間ほど設け、授業の公開と教職員による授業見学を積極的に進めています。

更に、「授業見学・公開推奨ウィーク」終了時には、授業見学・公開や日頃の授業で気付いたこと等について、より深く意見交換し問題点を共有する場を設けるため、「授業見学・公開サロン」を開催しています。

授業改善のためのアンケート

授業内容・授業方法の改善を目的として、学生による「授業改善のためのアンケート」を平成20年秋期から実施し、その結果は教員個人の授業改善に活用されています。

平成22年度秋期からは全体の集計結果だけでなく、科目ごとの集計結果を教職員および、在学生に公開し、組織的な授業改善につなげる取り組みを進めています。

学内研修会

新任教員向けの研修会や、年に2回全教職員対象の研修会を開催しています。また不定期にサロンを開催し、教職員同士の意見交換会や情報共有を図っています。

その他の取り組み

平成25年度より、FD活動の一貫として「大阪樟蔭女子大学専任教員FDポイント制度」を実施しています。この制度は、本学専任教員の教育力向上を図るとともに、ひいては本学総体としての教育力向上を図るため、専任教員各人の各種FD活動への自主的、積極的な参加を促進することを目的としています。規程に定める基準以上のポイントを獲得した教員は、学長より顕彰されます。

また「メーリングリスト」を活用し、学内の研修会等の告知・実施報告を行なったり、学外のFDフォーラムやワークショップを紹介し、積極的にFD活動に取り組めるよう、情報提供を行なっています。

活動報告

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