国際交流

日本語・日本文化研修留学生


日本語・日本文化研修留学生用プログラムについて

日本政府(文部科学省)は、日本国以外の大学学部に在籍して日本語・日本文化に関する分野を専攻している学生に対し、日本政府(文部科学省)奨学金により、日本の大学において日本語能力及び日本事情、日本文化の理解の向上のための教育を受ける外国人留学生(日本語・日本文化研修留学生=日研生)を募集しています。
本学は、日研生のためのプログラム「樟蔭日本語・日本文化コース」を用意し、2012年度から日研生を受け入れています。

2024年度コースガイド


日本語・日本文化研修留学生活動報告

本学の日研生用プログラムは、日本語の能力や技能を高めるだけでなく、日本を研究対象とした諸研究を行うのに必要な知識や実社会でも役立つ日本語・日本文化に関するさまざまな知識を身につけることを目指しています。特に、日本の生活文化に関する多彩な科目を受講することを通して、近代日本の形成において女性が果たした役割について学びます。
日研生がさまざまな体験を通して有意義な一年を送るよう、全学でサポートしています。

留学生チューター制度

本学では、外国人の留学生に対して、教育・研究の向上を図るべく、チューター制度を実施しています。
在学生の中から選出されたチューターは、指導教員の指導のもと、学生生活・教育・研究について指導・助言を行います。

※国費留学生受入れ時のみ

私は中学生の頃から日本語教育に興味があったのと、留学生と交流をしたいと思い、日研生のチューターになりました。私が担当した留学生はエジプト出身だと聞き、エジプトについ てあまり知らなかったので、当初、会って話す事をとても楽しみにしていました。週2時間ほど、スピーキングの練習や関西弁の勉強、授業でわからなかった所の勉強などをしていました。関西弁や文法についての質問から新しく学ぶ事もたくさんあり、私も一緒に勉強しているようで、とてもやりがいを感じました。学校が休みの期間には遊びに行ったりもしました。とても良い経験になりました。

国際英語学科 H.I.さん

高校生に日本語を教えていた経験や、日本語教員になるための授業をとっていたので、留学生チューター体験は将来の目標に少しでも繋がると思いました。そして、自分自身の国について発信するだけでなく、他国の文化にも興味があり、留学生の国についても知ることができ、面白そうだと思ったので応募しました。 当初、文法から教えて、日本語のサポートや生活のサポートをするイメージでしたが、実際は友達として、日常会話を楽しみ遊んだりする中で、日本の文化について教えました。もちろん、困ったことがあれば相談相手になり、一緒に問題解決のお手伝いもしました。チューターという言葉だけだと、留学生のために何かしなければと思ってしまいがちですが、自分の知らなかったことを知ることができ、本当に良い友人ができたと思います。留学生の日本語が上達していく姿をすぐ傍で感じることができたので、
すごく良かったです。

国際英語学科 K.M.さん

留学生チューター