教育・研究

研究計画等の審査結果

研究計画審査結果の公表

大阪樟蔭女子大学研究倫理委員会
研究計画審査会
生命倫理分科会

大阪樟蔭女子大学では、「大阪樟蔭女子大学研究倫理規準第6条」に定める『人を対象とする研究』のうち、倫理上の問題が生じるおそれがある研究、及びその研究成果の公表に関する計画、同じく第6条に定める『生命体を直接対象とした研究』について、学内研究倫 理関連規程・法令等に基づき、下記のとおり審査・判定しました。


平成27年度

申請番号 27-01 承認日 2015年5月13日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 健康栄養学科 職名 教授
氏名 石蔵 文信
所属 健康栄養学科 職名 助手
氏名 土屋 翼
研究代表者
(指導教員)
健康栄養学科 教授  石蔵 文信
研究課題名 ヒトを対象とした自転車発電とダイエット効果に関する研究
研究目的 今や国民的課題となったメタボリック症候群の予防のための自転車発電を提案している。現在、26年度の科学研究費でエアロバイク発電機による発電量と消費カロリーの関連を検討している。今回の目的は眼科いしくらクリニック(研究実施者が非常勤)や協力クリニック(うむやすみゃあす・ん診療所など)で節電意識を高めながら持続可能なダイエットの効果判定を行うことである。
実施計画の概要 眼科いしくらクリニック(研究実施者が非常勤)や協力クリニック(うむやすみゃあす・ん診療所など)で肥満や糖尿病患者のボランティアを募集し、自転車発電による携帯電話の充電を行う。研究開始前に体重・腹囲や血液検査(脂質・尿酸・血糖など)を測定し、定期的(約3ケ月毎)にチェックし、自転車発電による減量効果を検討する。
申請番号 27-02 承認日 2015年5月13日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 健康栄養学科 職名 教授
氏名 石蔵 文信
所属 健康栄養学科 職名 助手
氏名 土屋 翼
研究代表者
(指導教員)
健康栄養学科 教授  石蔵 文信
研究課題名 中高年男性を対象とした料理と健康に関する研究
研究目的 定年後男性は生きがいをなくして、うつ状態やアルコール依存に陥りやすい。男性が家庭に引き籠ると、本人だけでなくパートナー(妻)の健康状態も悪化する可能性がある。研究実施者はこの問題を解決するために長年各地で中高年男性のための料理教室を実施してきた。今回の目的は料理をすることによる本人やパートナーの身体的・精神的状態が改善するかを調査する事である。
実施計画の概要 大阪樟蔭女子大学や協力自治体(吹田市・茨木市・東大阪市など)で中高年男性ボランティアを募集し、定期的に料理教室を開催する。研究開始前に本人の体重・腹囲や血液検査(脂質・尿酸・血糖・テストステロンなど)と本人とパートナーの精神的状態を測定し、料理教室終了(3-6ヵ月後)に再度同様の項目をチェックし、料理による健康状態の変化を検討する。
申請番号 27-03 承認日 2015年5月5日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 井神穂香
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 稲垣春香
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 小笠原帆南
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 木下加央里
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 小鯛真未
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 小林美香
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 文野 瞳
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 丸田ゆき
研究代表者
(指導教員)
健康栄養学科 准教授 井尻 吉信
研究課題名 無床診療所における栄養指導の必要性
研究目的 無床診療所に通院中の生活習慣病患者における管理栄養士のイメージや栄養指導に対するニーズを明らかにすること
実施計画の概要 これまで我々は、「東大阪市内無床診療所における栄養指導の現状」という医師を対象とする調査研究を行い、市内の無床診療所における管理栄養士の雇用状況とその問題点を明らかにしてきた。そこで今年度は、医師ではなく、患者側の意見を拾い上げる目的で、アンケートを実施したいと考えている。
【方法】平成27年度東大阪ふれあい祭りの東大阪保健所健康づくり課ブース周辺に集まる一般市民のうち、生活習慣病を患い無床診療所に通院している者を対象として、インタビュー形式のアンケート調査を実施する。
申請番号 27-04 承認日 2015年6月11日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 健康栄養学科 職名 准教授
氏名 桒原晶子
所属 公立玉名中央病院 職名 病院長
氏名 中野哲雄
研究代表者
(指導教員)
健康栄養学科 准教授 桒原晶子
研究課題名 核磁気共鳴装置を用いた筋肉量および質の評価のための基礎的検討
研究目的 加齢性筋肉量減少(サルコペニア)の診断において、二重エネルギーX線吸収測定法(DXA)または生体電気インピーダンス法(BIA)による四肢筋肉量測定を行う。しかし、歩行に大きく関与するのは、下肢筋力であるため、四肢筋肉量を測定することの妥当性には疑問が残る。また、高齢期では、筋肉への脂肪浸潤が見られ、これが筋肉の質を低下させる可能性がある。そこで、本研究では健常成人を対象に、筋肉と脂肪を明確に識別できる特性を持つ、核磁気共鳴装置(MRI)による下肢筋肉量測定の妥当性を検討することとした。
実施計画の概要 研究協力施設にて健常成人30名程度を対象に、MRIを用いた下肢筋力に関係する大腿部~腰部の筋肉量測定、またDXA法による四肢筋肉量・骨密度の測定を行う。MRI、DXAの測定当日に採血を実施し、一般生化学検査・血中のビタミンD関連指標の測定、身体計測を行う。併せて対象者の基本情報アンケート、ならびに簡易食事歴法(BDHQ)による食事調査を実施する。MRIでの撮影像を画像解析し、下肢筋肉量と脂肪浸調度を算出し、DXA法での四肢筋肉量との相関性を検討する。さらに、下肢筋力測定値との関係や,筋力に関わるとされるビタミンDレベルとの関係を調査することで、MRIによる下肢筋肉量測定の有用性を検討する。
申請番号 27-05 承認日 2015年7月8日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 上田千華子
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 三野奏美
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 東愛理
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 住友紗希
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 竹内ひかり
研究代表者
(指導教員)
健康栄養学科 教授 保木 昌徳
研究課題名 生姜成分飲用摂取による運動負荷時脂肪燃焼促進作用の検討
研究目的 健常若年女性を対象に、含有成分量が異なることが予想される2種類の生姜飲料と対照飲料を用い、運動負荷時、脂肪燃焼促進作用に差があるのか、呼気ガス分析を行うことにより検討を行う。
実施計画の概要 本研究では,本学女子大学生を対象にオリゴ糖で調整した生姜成分飲料2種類(ジンゲロール含有量の多い生の生姜搾り汁、ジンゲロン含有量の多い加熱した生姜搾り汁)と対照飲料(オリゴ糖を同量含んだ等カロ リーの水)の全3種類をそれぞれ別日に摂取させ、30分安静後エルゴメークーを用いた一定の持久性運動負荷条件下で、呼気ガス分析を行い、間接カロリーメトリー法による生姜成分の違いにより,脂肪燃焼促進作用にどのような差が認められるか検討する。
申請番号 27-06 承認日 2015年8月22日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 井神穂香
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 小鯛真未
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 田中瑠美
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 丸田ゆき
研究代表者
(指導教員)
健康栄養学科 准教授 井尻 吉信
研究課題名 無床診療所における栄養指導の現状~医師に対するアンケート調査~
研究目的 無床診療所における管理栄養士の勤務状況の現状を明らかにし、無床診療所に見合った管理栄養士の雇用形態を検討すること。
実施計画の概要 【方法】
検索サイト「大阪医療情報システム(https://www.mfis.pref.osaka.jp/apqq/qq/men/pwtpmenult01.aspx)」を用い、大阪府下で内科を診療科として持つ無床診療所(4474施設)を抽出した。次に、ホームページ上から「管理栄養士」というキーワードの有無を確認し、管理栄養士が勤務していると思われる無床診療所(92施設)を対象に、アンケートを送付し、回収後に解析を行う。調査期間は平成27年8月20日から平成27年9月20日である。
【期待される結果と意義】
無床診療所における管理栄養士の勤務状況ならびに無床診療所に見合った雇用形態を明らかにすることにより、現在、管理栄養士を雇用していない、もしくは雇用できていない無床診療所における新たな雇用の創出につながると期待している。
申請番号 27-07 承認日 2015年8月13日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 井神穂香
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 稲垣春香
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 小笠原帆南
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 木下加央里
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 田中瑠美
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 小鯛真未
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 小林美香
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 文野 瞳
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 丸田ゆき
研究代表者
(指導教員)
健康栄養学科 准教授  井尻 吉信
研究課題名 生活習慣病患者を対象にした管理栄養士のニーズに関するアンケート調査
研究目的 無床診療所に通院中の生活習慣病患者における管理栄養士のイメージや栄養指導に対するニーズを明らかにすること
実施計画の概要 これまで我々は、「東大阪市内無床診療所における栄養指導の現状」という医師を対象とする調査研究を行い、市内の無床診療所における管理栄養士の雇用状況とその問題点を明らかにしてきた。そこで今年度は、医師ではなく、患者側の意見を拾い上げる目的で、アンケートを実施したいと考えている。
【方法】
大阪府内の商店街(小阪商店街など)に集まる一般住民のうち、生活習慣病を患い無床診療所に通院している者を対象として、インタビュー形式のアンケート調査を実施する。
申請番号 27-08 承認日 2015年8月20日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 児童学科 職名 講師
氏名 豊島久美子
所属 国立大学法人奈良教育大学 職名 教授
氏名 福井 一
所属 玉川大学 職名 教授
氏名 高須 一
所属 玉川大学脳科学研究所 職名 助教
氏名 高岸治人
所属 国立大学法人岡山大学大学院 職名 教授
氏名 小川容子
所属 国立大学法人新潟大学 職名 准教授
氏名 森下修次
所属 玉川大学脳科学研究所 職名 教授
氏名 岡田浩之
所属 玉川大学大学院脳情報研究科 職名 大学院生
氏名 藤井貴之
所属 国立大学法人奈良教育大学 職名 事務補佐員
氏名 服部安里
所属 玉川大学大学院脳情報研究科 職名 大学院生
氏名 仁科国之
研究代表者
(指導教員)
国立大学法人奈良教育大学 教授 福井 一
研究課題名 音楽科教育は社会性を育む-音楽教育学、行動内分泌・遺伝学、脳機能イメージング研究
研究目的 「なぜ学校で音楽を教えなければならないのか」、これは長年、音楽科教育に投げかけられてきた問いだが、未だ答えを見いだせないでいる。その間に、音楽の授業時間数は削減の一途をたどり、音楽科教育は今や存亡の危機にあると言っても過言では無い。教科の存在理由として、従前の「情操」や「心の教育」といった抽象的な文言では、もはや説得力を持ち得なくなっている。教科の必要性について、より具体的でわかりやすい説明が求められている。本研究では、音楽科教育の目的や意義について、科学的な事実や裏付けに基づき、具体的で分かりやすい説明を行うことを目指す。近年の研究で、音楽が人間の社会性(共感性や利他性)と深く結びついていることがわかってきた。申すまでも無く、社会性は人間を特徴づける本質的行動であり、文科・理科を問わず多くの学問分野の中心的テーマになりつつある。本研究は、音楽教育学、行動内分泌学、行動遺伝学、脳機能イメージングの手法を用い、小・中学生を対象に、音楽(聴取)が脳を賦活(活性化)し、社会行動に関わる生体化学物質を調整することで、ヒトの共感性や利他性に影響を与え、社会性を高めることを検証する。その結果を基に、音楽科教育の目的を社会性の育成の観点から再構築する。
実施計画の概要 研究の方法:
同一被験者の繰り返し実験。
第1実験:行動実験
参加者のスクリーニングのために、音楽才能テスト(ゴードンテスト)、パーソナリティ尺度(主要5因子性格検査)、音楽行動調査・STAIを用いる。音楽聴取の前後で児童の向社会性が変化するかどうかを検討する。強い情動を喚起する(chill-induced music)音楽(好・嫌)、及び沈黙(コントロール)を刺激として提示(15分ずつ)する。向社会性の指標としては経済ゲーム(信頼ゲーム、および独裁者ゲーム)、および、唾液中ステロイド・ホルモン(コルチゾル、テストステロン、エストラジオール)、オキシトシン。また音楽が向社会性へ与える影響についての個人差を調べるために、遺伝子多型(アンドロゲン受容体;Androgen receptor多型、オキシトシン受容体遺伝子、バソプレシン受容体遺伝子等)を測定する。
*ホルモン解析、遺伝子解析については奈良教育大学倫理委員会への申請中である。
第2実験:fMRI実験
音楽聴取時(15分×3セット)の脳活動をfMRIによって検討する。刺激は【第1実験】で用いたものと同様の刺激を用いる。その前後で、唾液中ステロイド・ホルモン(コルチゾル、テストステロン、エストラジオール)、オキシトシンを採取する。
申請番号 27-09 承認日 2015年9月8日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 健康栄養学科 職名 講師
氏名 菊田千景
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 荒井啓子
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 永野陽子
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 原田佳織
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 田村有梨
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 松川奏夏
研究代表者
(指導教員)
健康栄養学科 講師  菊田 千景
研究課題名 通常調理ならびに真空調理におけるかぼちゃの煮物の比較検討
研究目的 真空調理は、鮮度管理された食材を生あるいは予め加熱処理して調味料・調味液と共に真空包装し、正確な温度・時間管理の下、包装のまま加熱する調理法で、調理後はチルド保存し、必要時に再加熱し提供することが可能である。これまでに報告されている真空調理のメリットとしては、芋類や豆類、大根を使用した煮物調理を①少量の調味料・調味液で調理でき、味が均一になる、②栄養価の損失が少ない、③軟らかく仕上がり煮崩れしにくい、④衛生管理がしやすく保存性も高く、計画的生産に適している、などがあり、様々な場面での真空調理の活用方法が検討されているところである。
煮物の調理が必須である大量調理現場においては、一度に扱う食材の量の多さや調査者の熟練度の差が原因で、煮崩れ、水っぽい仕上がり、変色などが起こりやすいため、いかに味や外観を良好に仕上げるかが課題となっている。
そこで本研究では、真空調理を活用して大量調理における煮物の問題解決、品質向上ができないかと考え、大量調理現場において使用頻度が高く先行研究例の少ない「かぼちゃ」を用いて、真空調理と通常調理により煮物を調製し、機器測定と人による試食、評価による煮物の品質の差異を検討することとした。
実施計画の概要 かぼちゃとだし汁(顆粒だしの素使用)、醤油、砂糖、酒を用いて、通常調理(IHテーブルによる加熱調理)と真空調理により煮物を調製する。調製した煮物ならびに煮汁について、機器測定(色差測定、塩分濃度測定、物質測定)と、本学学生で構成する嗜好型パネルによる官能評価を行い、調理方法の違いによる品質の比較検討を行う。なお、大量調理現場では、「生のかぼちゃ」ならびに「冷凍かぼちゃ」の両方が多用されていることから、両者それぞれについて通常調理と真空調理の比較を行うこととする。
申請番号 27-10 承認日 2015年9月11日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 健康栄養学科 職名 准教授
氏名 井尻 吉信
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 稲垣春香
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 小笠原帆南
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 木下加央里
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 小林美香
所属 健康栄養学科 職名 学生
氏名 文野 瞳
研究代表者
(指導教員)
健康栄養学科 准教授 井尻 吉信
研究課題名 無床診療所に通院する糖尿病患者に対する個別栄養指導方法の確立とその効果
研究目的 無床診療所における糖尿病患者の治療効果を向上させるため、管理栄養士による継続的な栄養食事指導の効果を検討すること。
実施計画の概要 医療法人松若医院(大阪府阪南市)に通院している糖尿病患者のうち、研究の趣旨に同意が得られた患者(約20名)を対象とする。次いで、当該患者を無作為に2群(対照群・介入群)に分け、対照群を『食事調査結果で食事管理する群』、介入群を『食事調査結果と栄養食事指導で食事管理する群』と設定する。詳しくは添付資料1の内容に従い、当該患者に対する継続的な栄養食事指導の有用性を明らかにする。
申請番号 27-11 承認日 2015年10月7日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 心理学科 職名 教授
氏名 辻 弘美
研究代表者
(指導教員)
心理学科 教授 辻 弘美
研究課題名 実行機能の発達を促す幼児教育プログラムの検討
研究目的 幼児期の実行機能系の発達は社会性の発達や児童期以降の学習において重要な役割を果たすとされている。コンピュータなどを用いたプログラムを介したトレーニング効果が確認されているものの,幼児教育でどのような活動が実行機能の発達を促すかについての科学的根拠に基づく知見が少ない。本研究は,これらの検討を可能にするための基礎データの蓄積のために,子どもの自制心(コントロールする力)の発達変化を縦断的に捉える実験を実施する。
実施計画の概要 H27年度は,3歳,4歳,5歳児の実行機能(抑制機能やワーキングメモリ)の基準測定を実施するとともに,これらのデータをもとに横断的な発達的変化をとらえる。H28年度以降は,5月と10月に同様に測定を繰り返し,縦断的データの蓄積を行う。これらの測定の間に,実行機能の発達を促す園内活動(リトミック活動・コミュニケーション活動)を協力園が中心になり実施し,その効果について,これらの基礎データをもとに検証する。
申請番号 27-12 承認日 2016年2月19日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 心理学科 職名 准教授
氏名 佐久田 祐子
研究代表者
(指導教員)
心理学科 准教授 佐久田 祐子
研究課題名 「おやつ」としての鉄分摂取が月経前の気分および作業効率に及ぼす影響
研究目的 月経前症候群(PMS)の自覚症状がある女性は,軽度のものも含めると相当数にのぼるとみられる。鉄分を多く摂取する方がPMS発症リスクは低いとする疫学的な研究,産後うつ患者への鉄剤投与を行った事例研究は見られるが,心理学的な研究は皆無である。そこで,鉄分摂取と気分状態(イライラ感など)および作業効率の関連を明らかにする。
一方,女子大学生のライフスタイルを鑑みると,日常の食生活では十分に鉄分摂取することが難しいという問題がある。すでに実施した予備調査(2015年1月23~24日,鉄分摂取に関する自由な考えを面接聞き取り調査により実施)の結果から,サプリメント(鉄剤)を定期的に摂取することへの抵抗感が高い者も多くみられている。そこで,「おやつ」として鉄分を気軽に摂取できるよう,協力企業との産学連携により「鉄分含有おやつ」の開発を現在行っている。この「鉄分含有おやつ」を用いて,心理的効果の検討を行っていく。
実施計画の概要 研究①連続投与
月経前の気分状態を調査する。一人につき,月経3周期分を調査することとし,黄体期に毎日「鉄分含有おやつ」を摂取する条件,プラセボ投与条件,非投与条件の3条件を実施する。おやつ投与条件の実施順序はカウンターバランスをとる。黄体期の開始日は排卵チェッカーを用いて推定する。なお,「鉄分含有おやつ」投与量は1日1本(1本8.2gあたりの鉄分含有量8mg),摂取時刻は15時頃を目安とする。
研究②単回投与
研究①と同一参加者に対し,黄体期後半1週間のうち特定の1日に実験を実施する。単純作業課題実施前後の気分変動を調べるが,実験の60分前に「鉄分含有おやつ(または非含有)」1本(連続投与条件で使用するものと同一)を投与し,鉄分あり,鉄分なしの2群の比較を行うことで短期的な鉄分摂取が気分状態および作業効率に影響を及ぼすかどうか検討する。なお,実施時間は極度の空腹時または食後を避け,15時前後とする。
申請番号 27-13 承認日 2015年11月13日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 人間科学研究科 化粧ファッション学専攻 職名 教授
氏名 高田定樹
所属 人間科学研究科 化粧ファッション学専攻 職名 学生
氏名 小孫洋子
研究代表者
(指導教員)
人間科学研究科 化粧ファッション学専攻 教授 高田 定樹
研究課題名 施設入居高齢者への化粧療法によるQOLの向上
研究目的 我が国の人口の高齢化に伴う高齢者介護や医療の諸問題を改善、解決するため「化粧の力」を応用する。近年、高齢者施設で開催される化粧療法が高齢者のQOL向上に大きな成果をあげ福祉・医療関係者から注目が高い。本研究では化粧行為が日常生活行動や身体変化に及ぼす影響を調べ、より効果的な化粧療法プログラムを開発することを目的とする。
実施計画の概要 特別養護老人ホーム入居者で健常~重度認知症の女性20名に週2回決まった時間に3か月間スキンケアを中心とした約10分程度の化粧プログラムを実施する。化粧プログラム実施期間中、運動機能評価、ADL評価、認知症評価(MMSE)を行う。また、一回の化粧プログラム前後で脈拍、唾液採取を行う。採取した唾液中のアミラーゼ量からストレスホルモン評価を行う。さらに日常の生活行動を観察し化粧療法の効果を検証する。その結果を踏まえ化粧療法プログラム内容を修正し、再度検証する。
申請番号 27-14 承認日 2016年2月10日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 人間科学研究科 職名 客員研究員
氏名 甲村弘子
所属 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 職名 ストレス研究室長
氏名 安藤哲也
研究代表者
(指導教員)
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター ストレス研究室長  安藤 哲也
研究課題名 摂食障害の診療体制整備に関する研究~産婦人科領域における診療体制と連携の明確化~
研究目的 摂食障害の中でも神経性やせ症は、発症初期に産婦人科医がかかわることが多い。適切な初期対応を行う上での課題を明らかにし、また治療につなぐための他診療科・他施設との連携の現状、整備上の課題を明らかにして、本症の長期的管理の一端を担い、患者への多面的支援を行うことを目的とする。
実施計画の概要 日本産科婦人科学会専攻医指導施設約640施設の担当者、および大阪府下の診療所約720施設に、アンケ-トを発送する。アンケ-ト内容の概要は、以下である。
①産婦人科医師が摂食障害を診療する機会について
②摂食障害の産婦人科的治療の適応について
③他診療科との連携の現状について
④摂食障害の診療を行う上での課題について
申請番号 27-15 承認日 2016年3月8日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 大阪樟蔭女子大学大学院 職名 教授
氏名 山東 勤弥
所属 大阪樟蔭女子大学大学院 職名 学生
氏名 李 蒙
研究代表者
(指導教員)
大阪樟蔭女子大学大学院 教授 山東 勤弥
研究課題名 C反応性蛋白値/血清アルブミン値比による予後予測に関する研究-カットオフ値の設定-
研究目的 栄養評価指標の血清アルブミン(Albumin:Alb)値に、急性相蛋白(Acute phase protein:APP)のC反応性蛋白(C-reactive protein:CRP)値を組み合わせたCRP/Alb比(C/A)は、栄養状態の改善と侵襲からの回復の度合いを強調した動的栄養指標として、生存・死亡の予後判定の指標になると考えて、種々の研究を行っている。本研究では、生存群と死亡群の2群分けによる感度と特異度を用いて、入院時(0w)のC/Aのカットオフ値を設定することを目的とする。
実施計画の概要 以前に、平成19年10月18日~平成20年2月1日に、若草第一病院に入院した高齢者(65歳以上、救急患者を除く、研究に同意した)を対象とし、約4年後(平成24年1月17日~平成24年3月23日)に追跡調査を行った。今回、さらに長期(8年後)の予後から、入院時のC/Aのカットオフ値を設定する。
申請番号 27-16 承認日 2016年4月5日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 大阪樟蔭女子大学大学院 職名 教授
氏名 山東 勤弥
所属 大阪樟蔭女子大学大学院 職名 学生
氏名 鬼木彩羽
研究代表者
(指導教員)
大阪樟蔭女子大学大学院 教授 山東 勤弥
研究課題名 C反応性蛋白値/血清アルブミン値比による予後予測に関する研究-外科手術患者を対象として-
研究目的 栄養評価指標の血清アルブミン(Albumin:Alb)値に、急性相蛋白(Acute phase protein:APP)のC反応性蛋白(C-reactive protein:CRP)値を組み合わせた指標であるCRP/Alb比(C/A)は、栄養状態の改善と侵襲からの回復の度合いを強調した動的栄養指標として、生存・死亡の予後判定の指標になると考えて、これまで研究を行ってきた。外科手術の対象となる症例は、入院時すでに栄養状態が不良であったり、また、術後の栄養不良により種々の合併症を発生し、そのため長期予後が不良となる症例も多く、術前の栄養評価が重要である。本研究では動的栄養評価指標による新しい予後判定指標と考えているC/Aにより、静的な予後判定指標として外科手術患者の術後合併症発生を予測することができるか検討することを目的とした。
実施計画の概要 社会医療法人 近森会 近森病院に入院した外科手術患者を対象とし、術後合併症あり群となし群の2群分けにより、C/Aが術後合併症発生を予測することができるか検討することを目的とする。
申請番号 27-17 承認日 2016年5月9日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 健康栄養学科 職名 教授
氏名 津川尚子
所属 健康栄養学科 職名 准教授
氏名 桒原晶子
研究代表者
(指導教員)
健康栄養学科 教授  津川 尚子
研究課題名 若年成人女性のビタミンD栄養実態調査ならびに皮膚の健康状態との関連性評価
研究目的 ビタミンDは食事から供給されるほか、日光の紫外線照射により皮膚で産生される。したがって、ビタミンDの栄養の指標である血清25-水酸化ビタミンD[25(OH)D]濃度は一般的に季節変動するが、近年は紫外線を回避する生活が推奨され、日焼け対策によるビタミンD産生不足によって真夏ですらビタミンD不足状態が高頻度に存在することが懸念されている。紫外線回避は日焼け防止や皮膚の保護につながると考えられるが、一方でビタミンDは表皮細胞の増殖分化に影響することから、ビタミンD栄養低下が皮膚に対して負の影響を与える可能性も考えられる。本研究の目的は、年間を通じた現代若年女性のビタミンD栄養実態調査とビタミンD栄養と皮膚健康との関連性を検討することであり、本研究成果を日本人若年女性におけるビタミンD栄養改善対策に役立てることにある。
実施計画の概要 20~30歳の若年女性約40名を対象とし、2~3ヵ月に1回の頻度で血清25(OH)D濃度の測定を行う。これとともに、食事調査、日光紫外線量簡易調査、および皮膚の健康測定を行う。血清25(OH)D濃度に関連する因子を含めた多変量解析を行うとともに、ビタミンD栄養状態と皮膚の保湿、角質層の状態の関係について検討する。皮膚の健康測定については、専門測定施設として株式会社テクノーブルにご協力いただく。
申請番号 27-18 承認日 2016年4月22日 承認
研究等実施
(責任)者
所属 健康栄養学科 職名 准教授
氏名 桒原晶子
所属 健康栄養学科 職名 教授
氏名 津川尚子
所属 同志社女子大学 職名 教授
氏名 小切間美保
所属 公益財団法人身体教育医学研究所 職名 研究所長
氏名 岡田真平
所属 椙山女学園大学 職名 講師
氏名 及川佐枝子
所属 東御市民病院健康管理部 職名 健康管理係長
氏名 翠川洋子
所属 東御市立みまき温泉診療所 職名 所長
氏名 奥泉宏康
所属 東御市立みまき温泉診療所 職名 前所長
氏名 久堀周治郎
研究代表者
(指導教員)
健康栄養学科 准教授 桒原晶子
研究課題名 ビタミンDおよび亜鉛栄養状態判別のための簡易質問票の作成と臨床的妥当性の検討
研究目的 ビタミンDや亜鉛栄養状態が種々の疾患や筋力、免疫力に関与することが示唆されているが、ビタミンD栄養状態の指標である血清25-水酸化ビタミンD[25(OH)D]濃度の測定や血清亜鉛濃度の測定は、高額であるため臨床現場で用いることが困難である。そこで、本研究ではビタミンD栄養状態を把握できるような簡易質問票を作成し、臨床的妥当性を検討する。最終的には、ビタミンDおよび亜鉛栄養状態改善へのポピュレーションアプローチを推進することを目指す。
実施計画の概要 長野県の地域在住者約300名を対象とし、平成28年度において人間ドックまたは特定検診、健康イベントで同意が得られた方の血清25(OH)D濃度の測定および食事調査、下肢筋力測定を行う。そのデータを基に、血清25(OH)D濃度、血清亜鉛濃度それぞれに関連する因子を用い多変量解析を行い、これらの不足・欠乏の簡易評価質問票の作成を行う。さらに平成29・30年度に、対象者の生活習慣病や上気道感染症への罹患、味覚異常等を調査し、上述の簡易質問票での栄養状態判別毎に罹患状況を比較する。