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インフルエンザの予防について

2019年01月19日

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる感染症です。38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れます。のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。咳エチケットや手洗いなどの予防に努めましょう。

予防のポイント

ワクチン接種

感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効とされています。効果が出現するまでに2週間程度を要しますので、早めにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。

外出後の手洗い等

流水・石鹸による手洗いは、手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法です。アルコール製剤による手指衛生も効果があります。

適度な湿度の保持

空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。乾燥しやすい室内では加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保ちましょう。

十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

体の抵抗力を高めるために、十分な栄養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。

人混みや繁華街への外出を控える

やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度飛沫感染等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクの着用が一つの防御策と考えられます。

もし、かかってしまったら

・インフルエンザと思われる症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。その結果インフルエンザと診断された場合は、本学ホームページの「学校感染症について」を参考に手続きを行ってください。

・安静にして休養をとりましょう。特に睡眠を十分にとることが大切です。

・高熱による発汗での脱水症状を予防するために、水分を十分に補給しましょう。特に症状がある間は、こまめな水分補給が必要です。

うつさないようにするために

咳エチケットを守りましょう

・咳やくしゃみが出るときはできるだけ不織布製マスクを着用しましょう。

・とっさの咳やくしゃみの際にマスクがない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆い、顔を他の人に向けないようにしましょう。

・鼻汁、痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めたときはすぐに手を洗いましょう。

平成30年度 今冬のインフルエンザ総合対策について(厚生労働省)

インフルエンザの感染を防ぐポイント(政府広報オンライン)